ここまでのリーグ戦2試合で連勝を飾り、2年ぶりの王座奪還へ順調なスタートを切ったレアル・マドリード。
試合は開始早々の6分にレアル・マドリードがビッグチャンスを作り出す。エデル・ミリトンのバックパスを受けたGKティボー・クルトワから攻撃がスタート。ポジションを取り直したミリトンを経由し、ハーフウェイライン右のレント・アレクサンダー・アーノルドにボールが渡る。浅い位置で前線をうかがいながら右足を振ると、裏へと抜けたエンバペに一発で供給。巧みなコントロールからネットを揺らしたが、VARによりオフサイドが認められたため、得点は取り消された。
そんななか、18分にアウェイのマジョルカがスコアを動かす。左サイドでのコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたパブロ・トーレが右足でインスイングのクロスを入れる。ゴール前で混戦が生まれると、ボールは飛び込んできたヴェダト・ムリキの背中にあたって軌道が変化。枠の右下に吸い込まれ、マジョルカが先制に成功した。
対するレアル・マドリードも、同じくセットプレーで得点をマークする。37分に右サイドでコーナーキックを得ると、マスタントゥオーノがショートパスでリスタート。短く繋ぎながらアルバロ・カレーラスへとボールが渡り、左足で大外にストレート系のクロスを蹴り込む。対角で待つディーン・ハウセンが頭で折り返し、最後はアルダ・ギュレルがフリーでヘディング。レアル・マドリードが同点弾を挙げた。
さらに1分後、レアル・マドリードの高速カウンターが炸裂する。カレーラスが左サイドで鋭くプレスをかけ、相手のドリブルが乱れたタイミングでフェデリコ・バルベルデがボールを奪取。パスをもらったヴィニシウスが前を向き、スピードに乗りながらドリブルで前進していく。複数の選手がバイタルエリアにスプリントするが、ヴィニシウスはシュートを選択。左足でマーカーの股下を射抜き、ゴールに流し込んで逆転弾を決めた。
前半アディショナルタイムには再びエンバペがネットを揺らしたものの、判定はまたもオフサイド。ホームチームが1点のリードを保ちつつ、ゲームはハーフタイムに突入した。
後半もレアル・マドリードが主導権を握り、55分にギュレルがドリブルでボックス内に侵入。エンバペを経由してマスタントゥオーノがボールを持つと、細かいタッチでマーカーをかわして右足を一振り。GKが弾いたこぼれ球をマルティン・ヴァルイェントがクリアするが、ボールは手前のギュレルに直撃して再度枠へ。GKレオ・ロマンもなんとか軌道の変化に対応したものの、ギュレルが押し込んでネットを揺らす。しかし、ヴァルイェントのクリアがギュレルの手に接触していたため、オンフィールド・レビューによって今節3度目の得点取り消しとなった。
87分からは浅野が交代でピッチに登場。だが、決定的なチャンスは訪れず、レアル・マドリードが2-1の勝利を収めた。次節、レアル・マドリードは14日にアウェイでレアル・ソシエダと対戦。マジョルカはその翌日にアウェイでエスパニョールと対戦する。
【スコア】
レアル・マドリード 2-1 マジョルカ
【得点者】
0-1 18分 ヴェダト・ムリキ(マジョルカ)
1-1 37分 アルダ・ギュレル(レアル・マドリード)
2-1 38分 ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリード)
【動画】ヴィニシウスの圧巻逆転弾!