昨シーズンのブンデスリーガを5位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したフライブルク。
拮抗した展開が続く中、35分に試合の均衡が破れる。CKのこぼれ球を拾ったマリウス・ビュルターが右から鋭いクロスを供給すると、ファーサイドでフリーになっていたヤクブ・カミンスキがダイレクトボレーを叩き込み、ケルンが先制に成功する。ボール保持率で上回るフライブルクだが、敵陣バイタルエリアの攻略に苦戦し、なかなかチャンスを作り出すことができない。
鈴木は最前列のルーカス・ヘーラーの周囲を動き回りつつ、後方の味方からのパスを引き出して起点を作る。45+2分にはインターセプトに成功したエレン・ディンクチがヘーラーのリターンパスを受けてボックス内へ侵入し、鈴木の前にボールがこぼれたがシュートを打つことはできなかった。前半はこのままケルンの1点リードで終了する。
後半開始早々の47分、ケルンは左サイドへの大きな展開からヤン・ティールマンがゴール前に絶妙なクロスを送ると、ファーサイドで完全にフリーとなっていたビュルターがヘディングシュートを沈めて貴重な追加点を奪った。その30分後にはGKからのロングフィードを起点に左サイドへ展開し、ビュルターのグラウンダーの折り返しにティールマンがダイレクトで合わせ、リードを3点に広げる。
攻撃のリズムが掴めないフライブルクは69分に2枚替えを敢行。
勝利したケルンが連勝スタートとなった一方、フライブルクは連敗を喫した。次節は9月13日に行われ、ケルンはアウェイでヴォルフスブルク、フライブルクはホームでシュトゥットガルトと対戦する。
【スコア】
ケルン 4-1 フライブルク
【得点者】
1-0 35分 ヤクブ・カミンスキ(ケルン)
2-0 47分 マリウス・ビュルター(ケルン)
3-0 57分 ヤン・ティールマン(ケルン)
4-0 81分 セッド・エル・マラ(ケルン)
4-1 84分 マクシミリアン・エッゲシュタイン(フライブルク)