マンチェスター・シティに所属するフランス代表FWラヤン・シェルキが、負傷により2カ月間ほど離脱するようだ。8月31日、イギリスメディア『スカイ』が伝えている。


 現在22歳のシェルキは、母国フランスの強豪リヨンの下部組織出身。2019年10月に16歳でトップチームデビューを果たし、2020年1月にはクラブ史上最年少でプロ初ゴールをマークした。6シーズンで185試合出場29ゴール45アシストという成績を残し、今夏に3400万ポンド (約68億円)の移籍金でマンチェスター・シティへと加入。FIFAクラブワールドカップ2025後からは背番号「10」が与えられ、ここまでリーグ戦2試合に出場しながら1ゴールを挙げている。

 そんなシェルキだが、31日に行われたプレミアリーグ第3節のブライトン戦ではメンバー外に。『スカイ』によれば、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は同選手が負傷したことを明かしつつ、少なくとも2カ月にわたって離脱する見込みであると語ったという。これにより14日に行われるマンチェスター・ユナイテッドとの“マンチェスター・ダービー”や21日のアーセナル戦を欠場することが決まった。

 また、フランス代表の公式X(旧Twitter)でもシェルキの負傷に関する投稿が行われており、同選手が大腿四頭筋の裂傷を負ったと公表。9月に行われるFIFAワールドカップ26欧州予選へと臨む代表メンバーから外れることも発表され、代わりにFWウーゴ・エキティケ(リヴァプール)が招集されることが決定している。
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