オランダメディア『デ・テレグラフ』は8月31日、ストライカーの補強を検討しているフェイエノールトにおいて、FW上田綺世が得点力を示していることに触れた。

 エールディヴィジ第4節が31日に行われ、フェイエノールトは敵地でスパルタ・ロッテルダムと対戦した。
同試合にスタメン出場したFW上田綺世は、1点リードで迎えた48分に追加点をマーク。エリア内で、ゴールに背を向けた状態でボールを受けたところから反転し右足、という“点取り屋”らしいゴールだった。さらに、直後の49分に相手選手の1発退場を誘発したほか、後半アディショナルタイムにはこの日2点目を挙げる。上田は、自身の活躍でフェイエノールトの開幕3連勝と、首位堅持に貢献した。

 そんな“ロッテルダムダービー”での大勝後、オランダメディア『デ・テレグラフ』は、開幕3試合で4得点を記録した上田について「ウエダは、その得点力で新たなストライカーを求める声に終止符を打つことを望んでいるが、それが実現するかどうかは、9月2日の23時59分に明らかになるだろう」とコンスタントにゴールを取り続けていることに触れつつも、クラブが駆け込みでの補強に乗り出す可能性を指摘。また、「いずれにせよ、ウエダはジェイミー・ヴァーディの加入を恐れる必要はない」としており、獲得が噂された“ミラクルレスターの象徴”が、クレモネーゼとの契約に近づいていることを併せて伝えている。

 9月の代表ウィークを挟むため、フェイエノールトの次戦は2週間後の14日に行われる第4節ヘーレンフェーン戦に。ただし上田は、日本代表としてメキシコ代表とアメリカ代表との強化試合に臨む。


【ゴール】これぞストライカーの一撃!



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