名古屋グランパスは1日、CB原輝綺とCB河面旺成の負傷を報告した。

 今回の発表によると、両者は先月27日に行われた天皇杯・準々決勝サンフレッチェ広島戦で負傷したとのこと。
同試合にスタメン出場したものの、42分に交代を余儀なくされた原が右ハムストリング肉離れ、その原に代わって出場した河面は右足関節捻挫と診断されたことを伝えている。なお、全治は明かしていない。

 1998年7月30日生まれの原は現在27歳。アルビレックス新潟でプロキャリアを始めた後、サガン鳥栖清水エスパルス、グラスホッパー(スイス)を経て、2025年に名古屋グランパスに加入。3バックの右を主戦場にここまでリーグ戦21試合に出場しており、機を逃さない攻撃参加で3得点も記録。また、右ウイングバックで躍動する現役高校生の森壮一朗の“頼れる兄貴的”な存在でもある。

 1994年5月3日生まれの河面は現在31歳。2022年に加入した名古屋グランパスでは3バックの左を主戦場としており、武器の左足のキックは「アキがいないとビルドアップが成り立たない」と長谷川健太監督に言わしめるほどで、昨シーズンのルヴァンカップ優勝の立役者にもなった。一方で、最終ラインに新戦力が加わった今シーズンは、ここまでリーグ戦で16試合に出場こそしているものの、第16節京都サンガF.C.戦を最後にスタメンからは遠ざかっていた。
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