フェネルバフチェは9月1日、パリ・サンジェルマン(PSG)からスペイン代表FWマルコ・アセンシオが完全移籍加入することを発表した。

 契約期間は2028年6月30日までの3年間で1年間の延長オプションが付随。
背番号は「21」に決定した。移籍金は公表されていないが、『beINスポーツ』によると、1500万ユーロ(約26億円)程度がPSGへ支払われたようだ。

 現在29歳のアセンシオはマジョルカの下部組織出身で、2013年に17歳でトップチームデビューを飾った。2015年夏に加入したレアル・マドリードではエスパニョールへのレンタルを挟みつつ、公式戦通算286試合に出場。2023年夏にはPSGへ活躍の場を移し、公式戦通算47試合出場7ゴール11アシストという成績を残したが、ルイス・エンリケ監督率いるチームでの序列は低く、昨シーズン後半戦はアストン・ヴィラへレンタルで放出された。

 アストン・ヴィラでは公式戦21試合で8ゴール1アシストをマークするなど躍動。今夏のPSG退団が濃厚となった中、アストン・ヴィラへの完全移籍の可能性も報じられていたが、最終的にはトルコへ新天地を求めることとなった。

 アセンシオはフェネルバフチェ加入に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「ここに来ることができてとても嬉しいし、このスタジアム、そしてファンの前でプレーするのが待ちきれない。素晴らしい雰囲気だと聞いているし、できるだけ早くチームに合流し、チームメイトと一緒に練習したい。みんなが示してくれた関心に心から感謝しているし、たくさんのメッセージを受け取った。みんなの愛に応え、ともに大きな成功を収めたいと思っている」


【動画】フェネルバフチェがアセンシオ獲得を正式発表!


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