現地時間1日から活動がスタートし、コアメンバーを中心とした構成で今回の2試合に臨む日本代表。7月の東アジアE-1サッカー選手権で久々に招集を受け、継続して招集された日本代表DF荒木隼人(サンフレッチェ広島)がトレーニング後にメディア対応を行った。
E-1選手権では2試合でフル出場を果たし、見事に連覇に貢献した荒木。久々の代表活動を経験してから1カ月が経過し、再び招集を受けることとなった。「良い意味で変わった」と語った荒木は、「強度の部分ではE-1でメンバーに入った時にもっと必要だと感じて、まだ1カ月ぐらいですが広島でしっかりと落とし込めていると感じています。今回も感じることはたくさんあると思うので、しっかりと吸収してアップデートしていきたい」と、自身の基準を上げることができているとし、今回の活動でさらに高い水準を感じたいと意気込みを口にした。
海外組が中心となるメンバーの中、ディフェンスラインにはケガ人が続出。冨安健洋、町田浩樹(ホッフェンハイム)、伊藤洋輝(バイエルン)、高井幸大(トッテナム・ホットスパー)が離脱中。今回招集されていた同じE-1組の安藤智哉(アビスパ福岡)もケガで辞退となっている。荒木は「自分自身で序列が下だと思っていて、ただ上がっていくだけだと思います」とコメント。「しっかり楽しみながらも、自分自身のストロングを出して、チームのためにできることをやっていきたい」とポジション争いにも意欲を示し、「チャンスでもあると思っています。今回与えられたチャンスをしっかりと掴んでいきたいです」と、しっかりとこの機会を活かしていきたいとした。
E-1選手権の相手とはレベルも上がってくるメキシコ代表とアメリカ代表との2試合。荒木は「守備のところ、空中戦は自信を持っていますし、通用するとも思っているので、しっかりと発揮していきたいと思います」とアピールポイントについて語り、「自分たちにもFIFAランク的には上なので、良い選手とやれることは自分にとっても選手としてもチャンスだと思うので、楽しんで、恐れることなくプレーしていきたいと思います」と、良い経験にしていきたいとした。メキシコ戦については「フィジカル面や相手の能力は高いと思っているので、自分のところでしっかりと相手を抑え込めたらより良いかなと思います」とコメント。サンティアゴ・ヒメネス(ミラン)やラウル・ヒメネス(フルアム)など長身ストライカーとのマッチアップも注目だ。
メキシコとの一戦は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。