明治安田J1リーグの横浜F・マリノスは2日、MF山村和也がウロンゴン・ウルブス(オーストラリア2部)に完全移籍することを発表した。

 現在35歳の山村は国見高校、流通経済大学を経て、2012年に鹿島アントラーズに加入。
その後はセレッソ大阪川崎フロンターレでのプレーを経て、2024年1月から横浜FMに加入した。今シーズンはここまで2025明治安田J1リーグで5試合、天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会で1試合の出場にとどまっていた。

 先月25日に海外移籍を前提とした手続きと準備のため、チームを離脱することが発表された山村。そうしたなか、同選手の新天地がオーストラリアに決定した。2部リーグを戦うウロンゴン・ウルブスは、今季のリーグ戦を8位でフィニッシュ。来季に向け山村の加入は大きな補強となってきそうだ。

 移籍が決まった山村は、横浜FMのクラブ公式サイトで以下の通りコメントを発表している。

「オーストラリアのウロンゴン・ウルブスFCに移籍することになりました。1年8カ月という期間、横浜F・マリノスの一員として皆さんと共に過ごした日々は忘れません。なかなかピッチで共に戦う事ができなかったこと、本当に申し訳なく思っています。オーストラリアの地で力をつけてきますので、また何かのかたちで貢献できれば幸いです。約2年間、本当にありがとうございました。
今後の横浜F・マリノスの飛躍を心より願っています」
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