トッテナム・ホットスパーは9月1日、スペイン代表MFブライアン・ヒルがジローナ、イスラエル代表FWマノル・ソロモンがビジャレアルへ移籍することを発表した。

 B・ヒルはジローナへの完全移籍となり、新天地と2030年6月30日までの5年契約を締結。
イギリスメディア『アスレティック』は移籍金を1000万ユーロ(約17億円)程度と報じている。一方、ソロモンは2025-26シーズン限りのレンタル移籍となり、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、当該期間中の給与はビジャレアルが全額負担するようだ。

 現在24歳のB・ヒルはセビージャの下部組織出身で、2018-19シーズンにトップチームデビューを飾った。レガネスとエイバルへのレンタルを経て、2021年夏にトッテナム・ホットスパーへ完全移籍。公式戦通算43試合に出場したが主力定着には至らず、母国スペインへのレンタル移籍を繰り返し、昨シーズンはジローナでプレーしていた。昨シーズンの通算成績は32試合出場4ゴール3アシストとなっている。

 現在26歳のソロモンは母国のMペタク・チクヴァでプロデビューを飾り、2019年1月にシャフタールへ完全移籍。フラムへのレンタルを挟みつつ、ウクライナの地で公式戦通算106試合出場22ゴール9アシストという成績を残すと、2023年夏にトッテナム・ホットスパーへ活躍の場を移した。しかし、なかなか出場機会を得られず、昨年夏にはリーズへレンタル移籍。昨シーズンは公式戦41試合で10ゴール13アシストをマークするなど躍動した。
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