ガラタサライは2日、元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンを獲得したことを発表した。契約期間は2026-27シーズン終了までの2シーズンとなる。
マンチェスター・シティと2026年6月まで契約を残していたギュンドアンだが契約を解除し、移籍金の発生しないフリートランスファーでガラタサライへの加入が決定した。

 今夏の移籍市場で去就が注目されていたギュンドアンは、ジョゼップ・グアルディオラ監督がスカッドのスリム化を希望していたこともあり退団の可能性が浮上。2025-26シーズンは第1節と第3節でメンバー外となり、第2節ではベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 ガラタサライ公式サイトではギュンドアンのコメントが公開され、次のように述べている。

「私と家族にとって誇らしい日であり、加入することができてとてもうれしいし、興奮している。早くチームに馴染み、楽しくサッカーをできたらと思っている。ガラタサライとの交渉は5月、6月に始まったが、問題があり、少し待たなければならなかった。でも幸いなことに、他の選手の契約も完了し、ガラタサライファミリーの一員となることができた」

「(レロイ)サネとは仲良しだし、一緒にプレーするのが楽しみだ。2日前には監督と話し、その後はすべてがスムーズに進んだ。彼とも一緒に仕事するのが楽しみだよ。本当に誇らしい日で、故郷に帰ってくることができてうれしい。ガラタサライコミュニティの一員であることを誇りに思う。
このユニフォームを着て、スタジアムに立つこと瞬間が待ち遠しいよ」

 現在34歳のギュンドアンは2016年夏にドルトムントからマンチェスター・シティに加入。同クラブでは、5度のプレミアリーグ制覇や2022-23シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ制覇に貢献した。2023年夏には、バルセロナへフリー移籍したものの、1年で復帰。マンチェスター・シティでは公式戦通算358試合の出場で65ゴール47アシストを記録した。

 またマンチェスター・シティは公式HPを通じて「イルカイ・ギュンドアンはマンチェスター・シティにおける成功の代名詞だ。彼は次々とエティハドにトロフィーを持ち帰り、それらの成功において彼が果たした大きな役割を誰も忘れないだろう。彼にとって別れを告げる時が来たのかもしれないが、我々はマンチェスター・シティにおける彼の功績を決して忘れない。マンチェスター・シティの全員が、イルカイのキャリアの新たな章で幸運が訪れることを祈っている」と感謝のメッセージを綴った。
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