約1年後に控えるFIFAワールドカップ26の開催地の1つであるアメリカで国際親善試合に臨む日本代表は、現地時間6日にメキシコ代表と、同9日にアメリカ代表との対戦を予定している。
両試合に向けて大迫は「ワールドカップをイメージした活動だと思いますし、自分もそこをイメージしながら、気候とかも含めて取り組んでいければと思います」と来年のW杯が開催される場所での試合の重要性を口にした。
続けて、「今回が特別というよりは、今までもそうですけど、一日一日しっかりと自分の存在感を出すということと、前回のE-1もそうでしたし、与えられた時にしっかりと自分のパフォーマンスを発揮する準備を常にするだけかなと思います」と今回の活動に臨む姿勢を明かした。
また、7月の東アジアE-1サッカー選手権では1-0で勝利した最終戦の韓国代表戦に出場し、日本人としては2003年の楢崎正剛氏以来となる大会最優秀GKを受賞していた大迫は「間違いなく、E-1決勝の韓国戦は自分にとって自信になったゲームになった」と振り返りながら、「そこからチームとしての失点数も少なくなりましたし、個人的にもすごく充実したゲームを過ごしていたので、そういったものが今回の活動でも出していければなと思います」と自信を覗かせた。
今回の活動には大迫の他に、鈴木彩艶(パルマ・カルチョ/イタリア)と、早川友基(鹿島アントラーズ)がGKとして招集されているため、予定されている2試合で大迫に出場機会が訪れるかは不透明となっているが、同選手は試合に向けた意気込みを次のように語っている。
「3人いますけど、それぞれが違う特徴を持っていると思うので、自分しか持っていない特徴というのをピッチで出したいです。トレーニングから出して、試合に出た時にはそういったものをピッチの上で表現してこそだと思うので、そのために良い準備をしたいと思います」
メキシコとの国際親善試合は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。