プレーオフラウンドを勝ち上がった4クラブに加え、横浜F・マリノス、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、浦和レッズが新たに登場するルヴァンカップのプライムラウンド。
試合は18分にアウェイの柏がスコアを動かす。センターサークル内でボールを持った渡井理己がドリブルで前進し、時間を作りながら左サイドに展開。フリーで駆け上がってきた三丸拡に繋がると、ボックス内に運んでマイナスの折り返しを供給する。ニアで待ち受けるジエゴがワンタッチで合わせ、ボールはGKの股下を通過しながらゴールイン。柏が先制に成功した。
さらに直後の19分、横浜FMのキックオフからすぐさま柏がボールを奪取。ドリブルでペナルティエリア内に突破を試みた中川敦瑛が相手に倒され、主審はPKの判定を下す。しかし、VARの介入により、判定はフリーキックへと変更。ジエゴのキックは壁に阻まれた。
そんななか、後半立ち上がりの53分に柏が横浜FMを突き放す。右サイドに張った原田亘が斜めにスルーパスを出し、2列目から山田雄士がペナルティエリアに抜け出す。
70分には2点目のPK獲得シーンと同様、瀬川が斜めのパスに反応。冷静にマイナスのラストパスを選択すると、最後は途中投入の垣田裕暉がネットを揺らす。対する横浜FMも87分、ジョルディ・クルークスのクロスを植中朝日が頭で押し込み、ゴールをマーク。それでも後半アディショナルタイムには、柏のロングカウンターから垣田がループシュートで4点目を挙げる。
結局、そのまま試合は4-1で終了し、柏が敵地で先勝を収めた。準々決勝・セカンドレグは4日後の今月7日に行われる。
【スコア】
横浜F・マリノス 1-4 柏レイソル
【得点者】
0-1 18分 ジエゴ(柏レイソル)
0-2 53分 瀬川祐輔(PK/柏レイソル)
0-3 70分 垣田裕暉(柏レイソル)
1-3 82分 植中朝日(横浜F・マリノス)
1-4 90+8分 垣田裕暉(柏レイソル)
【動画】垣田裕暉の鮮やかなループシュート!