9月1日にアメリカ遠征をスタートした日本代表が、3日にトレーニングを実施。練習終了後、MF南野拓実(モナコ/フランス)がメディア対応に応じた。


 約1年後に控えるFIFAワールドカップ26の開催地の1つであるアメリカで国際親善試合に臨む日本代表は、現地時間6日にメキシコ代表と、同9日にアメリカ代表との対戦を予定している。

 2025-26シーズンが開幕し、ここまでリーグ・アンで全3試合に出場して1得点を記録している南野は「いつも通り試合に出て、チャンピオンズリーグ(CL)もあるので、試合数も多い中で結果を残しながら、過ごしていければ自然とW杯に良い状態でいけるかなと思います」と来年のW杯に向けたシーズンに臨む姿勢を明かした。

 W杯出場が決定している中で、今月の活動ではアジア相手ではなく、W杯に出場する2カ国と対戦することに南野は「アジアの相手じゃない今回とか、すごく良い世界レベルの対戦相手だと思いますし、自分たちの実力と同じくらいの相手に対してどれだけできるのかがまずはこの遠征では大事になると思う」と重要な国際親善試合であることを強調した。

「この先に格上のチームとの試合もありますし、そこのわかっている上での4試合を、アジアの戦いじゃなくて、W杯を見据えた良い戦いになるのではないかなと思います。今はまだ試合前なので、どれだけ自分たちが今までやってきたことが通用するのかをまずは見られればいいです」

 また、メキシコ代表の印象については「あまり大きくてヨーロッパみたいなサッカーというよりは、日本とあまり身長とかは変わらないサイズの選手たちが上手くて、結構いやらしいところをついてくる、ずる賢いサッカーをしてくるのかなというイメージはありますけど、そういうところも含めてまだミーティングが明日もあるのでしっかりと見極めたいと思う」と語った。

 メキシコ代表との一戦は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。
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