今年7月に行われたE-1選手権での初招集に続き、常連組と共に今回のアメリカ遠征にも招集された早川。「本当にうれしいです」と、コアメンバーが招集された中での連続選出を喜びつつ、「ここがゴールではないので、このメンバーがいる中で自分がどれだけできるのかというところが、やっぱり非常に重要になってくる」との見解を示し、「いろんな刺激をもらいながら、伸びしろだったり、自分が感じることはたくさんあるかなと思います」と、さらなる成長を見据えた。
また、E-1選手権の時にはいなかったGK鈴木彩艶(パルマ/イタリア)について、「でかいです(笑)ガタイがでかいですね」との印象を語り場を和ませつつ、「今日は戦術の練習もやりましたけど、Jリーグでやってるよりテンポだったり、判断をより早くっていうところは鍵になってくるかなと思います」と練習を振り返り、「ビルドアップの部分だったり、ボールを配給するというところもそうですし、シュートストップの部分でも、普段より飛んでくるシュートのスピードが全然速い。そこにどれだけ順応できるかというところもありますし、自分が今持っている最大限の力を出すのがすべてかなと思います」と気を引き締めた。
その後、シュートの速さを誰で感じたのかと問われると、「みんなが思ってる通りです」と笑みをみせ、「あいつのシュートはやっぱ久しぶりに受けると、ちょっと止まっちゃいますね。早すぎて」とコメント。かつて鹿島で共にプレーした上田綺世を挙げ、「シュートだけじゃなくて、ゲーム中とかもポストプレーの質だったり、体の相手に預け方だったり、持っていき方というのはすごいうまいなというふうに思いますし、動き出しの部分で優れているので、そこは素晴らしい武器」と感嘆した。
ここから本大会に向け、対戦相手のレベルも上がってくることが予想されるが、メキシコやアメリカとの試合に向け、「FIFAランクも日本よりも上のチーム。身体能力も高い中で、相手の逆をとってくるとか、細かい部分につけ込んでくる相手だと思うので、やっぱり攻めているときから、準備をしっかりしていかなきゃいけない」と指摘。常にポジショニングなどに気を配り、良い準備をしておくことの重要性を強調した。
日本時間7日に予定されているメキシコ戦は、同11時キックオフ予定。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。