レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴは、同代表FWヴィニシウス・ジュニオールとの左ウイングのスタメン争いの挑む構えのようだ。4日、スペイン『アス』が伝えている。


 現在24歳のロドリゴは、2019年夏にサントスからレアル・マドリードに加入すると、ここまで公式戦通算272試合出場で68ゴール51アシストを記録し、数々のタイトル獲得に貢献している。しかし、昨シーズン後半戦からパフォーマンスを落とすと、今夏は退団の可能性も噂されていた。

 FIFAクラブワールドカップ2025から指揮を執るシャビ・アロンソ監督の下でも、序列を回復することはできていなかったロドリゴだが、第2節オビエド戦で左ウイングのスタメンとして出場。「良いプレーをした。彼はチームの一員だ」と指揮官は試合後に称賛の言葉を述べていた。続く第3節では、ヴィニシウスが先発に名を連ね、ロドリゴが途中出場しており、シャビ・アロンソ監督は各選手に競争心を高めている。

 今回の報道によると、ロドリゴはシャビ・アロンソ監督に、自身の得意とする左サイドでのプレーを希望したとのこと。現時点で、同監督はヴィニシウスをスタメンと考えているようだが、ロドリゴは競争を恐れず挑戦を受け入れているとされる。

 また、今夏の移籍市場ではマンチェスター・シティやバイエルン、リヴァプール、アーセナル、トッテナムなど複数のビッグクラブから関心が伝えられたが、ロドリゴ本人は最後までレアル・マドリード残留を希望していた模様。これまで主に右ウイングでプレーしていたロドリゴは、左サイドで新たな輝きを放つことができるか注目される。

 レアル・マドリードは次戦、9月13日に久保建英の所属するレアル・ソシエダとアウェイで対戦する。


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