ここまでの南米予選を11勝2分3敗の好成績で駆け抜け、早々と南米予選を首位で終えることを確定させたアルゼンチン代表。今節は、自力での本大会出場可能性を残すベネズエラ代表を、リーベル・プレートの本拠地として知られる『エル・モヌメンタル』で迎え撃った。
試合は39分、スルーパスに抜け出したアルバレスからの横パスを、FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ/アメリカ)がループで沈め、アルゼンチン代表が先手を取る。後半に入った76分にはFWラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)がダイビングヘッドを決め、リードを広げると、80分にはMFティアゴ・アルマダ(アトレティコ・マドリード/スペイン)からの折り返しをメッシが流し込み、3-0でタイムアップを迎えた。
同試合はFIFAワールドカップ26南米予選における最後のホームゲームということもあり、メッシにとっては、母国開催の代表戦の“ラストマッチ”となる可能性が指摘されていた。そんなメッシの先制点をお膳立てしたアルバレスは、「自分でシュートを打とうと思ったんだけど、彼が走り込んでくることが見えたので、パスを選択したんだ」と、“役者”に花を持たせるプレーであったことを認める。その上で、「僕らのような世代、そして今のアルゼンチン代表の選手たちにとって、レオとプレーできることは何よりもの特権であり、名誉だ」と口にした。
また、同試合ではMFフランコ・マスタントゥオーノ(レアル・マドリード/スペイン)が、A代表では初のスターティングメンバーに名を連ねていた。母国のリーベル・プレートの“後輩”を、アルバレスは「フランコはクラブでも好調を維持していたし、今日の試合でも素晴らしかったよ。まだ18歳だけど、高い能力と強い個性を見せてくれてたね」と称賛。個人のプレーも次のような言葉で振り返った。
「個人としても非常に満足しているよ。
アルゼンチン代表は9日、FIFAワールドカップ26南米予選の“ラストゲーム”でエクアドル代表の本拠地に乗り込む。
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