浦和レッズは5日、浦和レッズユースに所属するDF田中義峯およびMF和田武士をトップチーム登録(2種)したことをクラブ公式サイト上で発表した。

 2008年4月5日生まれの田中は、現在17歳。
186cm/85kgと恵まれた体格をもつセンターバック(CB)であり、中学時代は3年間バスケットボール部にも所属していたことがある。当初はボランチを主戦場としていたが、後にCBへとコンバートされた。長身を活かした空中戦の強さはもちろん、足元の技術にも優れているため、ボールの持ち出しやパス出し、フィードにも定評がある。

 2009年6月5日生まれの和田は、現在16歳。170cm/65kgと決して体格に恵まれているわけではないが、重心の低いドリブルやアジリティの高さに定評がある。今夏に行われたFIFAクラブワールドカップ2025では、田中、GKマルコム・アレックス恵太とともに登録メンバー入り。大会の開幕を16歳6日で迎えた和田は、全参加クラブの登録メンバーの中で最年少選手となった。

 なお、両名はフランス遠征(リモージュ国際大会/期間:8月28日~9月9日)を行っているU-17日本代表メンバーにも選出されている。2025明治安田J1リーグで7位(28試合13勝8分7敗)につけている浦和は、期待の逸材2人を加えてシーズン終盤戦に臨むことになる。
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