インテル・マイアミに所属する元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが5日、リーグスカップにおける6試合の出場停止処分を受けた。

 メジャーリーグサッカー(MLS/アメリカ1部)とリーガMX(メキシコ1部)に所属するクラブが参加するリーグスカップ。
そんな同大会の決勝が8月31日に行われ、シアトル・サウンダーズとインテル・マイアミが激突した。リオネル・メッシやスアレス、セルヒオ・ブスケツら豪華タレントが先発したインテル・マイアミだったが、26分に先制点を献上。終盤には2失点を喫し、3-0で勝利したシアトル・サウンダーズがリーグスカップを制した。

 目の前でタイトルを逃したインテル・マイアミだったが、リーグスカップ決勝後に乱闘が勃発。スアレスも相手選手の首を掴むような行いを見せ、怒りを抑えきれず相手スタッフに唾を吐く様子が映像に収められていた。

 スアレスはその後、自身の公式インスタグラムを通じて一連の行為について言及。「あの時は大きな緊張とフラストレーションの瞬間で、試合直後に起こるべきではないことが起きてしまった。しかし、それでも僕のあの反応は正当化されるものではない。僕が間違っていたし、心から後悔している」と謝罪の意を示した。

 そんななか、スアレスに対する6試合の出場停止処分が決定。リーグスカップの規律委員会によれば、今回の出場停止処分は来年のリーグスカップにのみ適用されるが、MLSも追加処分を科す権利を留保しているという。なお、乱闘の際に相手選手のあごを殴打したブスケツに対する2試合の出場停止処分も決定。
他にもインテル・マイアミのDFトマス・アビレスやシアトル・サウンダーズのコーチにも、それぞれ出場停止とベンチ入り禁止処分が下されている。
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