マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスは、今シーズンが同クラブでの最後のシーズンになる可能性があるようだ。6日、イギリスメディア『talkSPORT』が伝えている。


 現在30歳のB・フェルナンデスは、2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍。瞬く間にチームの司令塔に君臨し、これまで公式戦通算294試合に出場して99ゴール86アシストを記録している。2023年のリーグカップ優勝、2024年のFAカップ優勝などに貢献し、昨年8月には1年の延長オプションも付随する2027年6月30日までの新契約を締結した。

 そんなB・フェルナンデスにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルをはじめとしたサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)の複数クラブから関心が寄せられており、正式なオファーは提示されなかったものの、同選手から合意が得られれば、アル・ナスルは8000万ポンド(約159億円)以上の移籍金を支払う用意があると見られていた。

 しかし、来夏にFIFAワールドカップ26が開催されることもあり、家族と相談した結果、B・フェルナンデスは少なくとも1シーズンはマンチェスター・ユナイテッドでプレーを続けることを決断し、残留を果たした。

 それでも、依然としてサウジアラビア勢から関心が寄せられているB・フェルナンデスは、SPLでプレーすることに興味を持っていることが指摘されており、サウジアラビア勢も来夏の獲得に自信を持っていることが伝えられている。

 そのため、今夏は3度のオファーを断ったとされているB・フェルナンデスだが、2025-26シーズンがキャプテンを務めるマンチェスター・ユナイテッドでプレーする最後のシーズンとなることが予想されている。
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