2025JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・セカンドレグの4試合が7日に行われた。

 プレーオフラウンドを勝ち上がった4クラブに加え、プライムラウンドからは横浜F・マリノスヴィッセル神戸川崎フロンターレ浦和レッズが参戦。
準々決勝と準決勝はホーム&アウェイ方式が採用されており、7日は準々決勝のセカンドレグが行われた。決勝は11月1日に『国立競技場』にて行われ、第33回大会の王者が決定する。

 川崎Fはホームで浦和レッズと対戦。ファーストレグをドローで終えて迎えたセカンドレグは打ち合いとなる。まず18分、エリソンがPKを決めて川崎Fが先制。その後に浦和も新加入イサーク・キーセ・テリンの得点で追いつくと、88分に川崎Fの伊藤達哉がゴール、直後の90分には浦和の中島翔哉がFKから直接ネットを揺らして再び同点に。試合は延長戦に突入した。それでも川崎Fは96分にPKを獲得すると宮城天が沈め、逃げ切った川崎Fが2戦合計3-2で準決勝への切符をつかんだ。

 ファーストレグを4-1で先勝した柏は、ホームに横浜FMを迎え入れた。試合は両チーム共に無得点で迎えた後半アディショナルタイム2分、柏の戸嶋祥郎が得点。セカンドレグも柏が1-0で勝利し、2020年以来5年ぶりのルヴァンカップ準決勝進出を決めた。

 ファーストレグで湘南に敗れた広島は23分、加藤陸次樹の得点でまずは2戦合計スコアで同点に追いつく。
湘南も37分に鈴木章斗の得点で再び勝ち越したが、広島は62分にPKを獲得するとジャーメイン良がこれを決める。さらに後半アディショナルタイムに広島が2点を加え、2戦合計スコア6-4で逆転突破を果たした

 2点差を追う神戸は横浜FCのホームに乗り込んだ。しかし26分、神戸のマテウス・トゥーレルが相手選手へのスライディングタックルでレッドカードを提示されて退場。神戸が数的不利に陥る。その後、神戸は84分に大迫勇也の得点で1点差に迫ったがあと一歩及ばず。横浜FCが2戦合計2-1で準決勝に勝ち進んだ。

 準決勝は10月8日と同12日に行われる。セカンドレグの結果は以下の通り。
 ■2025JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝・ファーストレグ結果
サンフレッチェ広島 4-1(2戦合計スコア:6-4) 湘南ベルマーレ
柏レイソル 1-0(2戦合計スコア:5-1) 横浜F・マリノス
川崎フロンターレ 3-2(2戦合計スコア:4-3) 浦和レッズ
ヴィッセル神戸 1-0(2戦合計スコア:1-2) 横浜FC


【ハイライト動画】サンフレッチェ広島vs湘南ベルマーレ


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