レアル・マドリードに所属するMFジュード・ベリンガムが、ケガからの復帰に近づいているようだ。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。


 ベリンガムは、今夏のFIFAクラブワールドカップ2025終了後に左肩の手術を実施。「我慢の限界なんだ」と吐露していたように、2023年11月に同箇所を脱臼して以来、1年半以上も痛みを抱えながらプレーをし続けていた。離脱期間は3カ月ほどが見込まれ、レアル・マドリードは10月の代表ウィーク後に復帰させる想定でいたため、2025-26シーズンのラ・リーガとチャンピオンズリーグの序盤戦を欠場することが報じられていた。

 そんなベリンガムは、順調すぎるほどの回復を見せているようだ。スペイン紙『マルカ』によると、8日午後のトレーニングよりボールを使った練習を加速させるほか、全体練習への部分合流も視野に入れているとのこと。選手本人も、回復過程で非常に良い感触を掴んでいるようで、早期の復帰を強く望んでいると併せて伝えている。

 ただ『マルカ』は、当初の離脱期間を多少短縮できる可能性はあるとしつつも、レアル・マドリードは「リスクゼロ」を依然として掲げており、戦線復帰は100パーセントの状態に戻ってからと指摘。最優先事項がリスクを冒さないことであるため、「大幅な前倒しにはならないだろう」と見解を示している。

 シャビ・アロンソ新監督の下で、アスレティック・ビルバオとともに、開幕3連勝を達成したレアル・マドリード。無冠に終わった昨シーズンの雪辱を果たすべく、好スタートを切ったチームに、さらなるポジティブなニュースが届いている。
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