日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)が、8日にメディア対応を行なった。

 FIFAワールドカップ26を10カ月後に控えるなか、開催国で本番を想定した強化試合に臨んでいる日本代表。
現地時間9日に対戦するのは、FIFAランク15位のアメリカ代表となるが、「(ビデオで)見た感じですと、ちょっと守備は緩いなという印象。彼ら目線に立つと、日本は相性が悪いのではないかと。バイタルで受けるのが得意な選手が何人もいるので、明日は分かりませんが、個人的には緩いんじゃないかなと思いました」と所感を口にした。

 また、6日のメキシコ戦は0-0にこそ終わったものの、前線からのプレスが機能したことは収穫だったとした久保は、「センターバックの人たちのビルドアップがそんなに良くなかったので」とした上で、「僕がやっているスペイン相手にあれをできるか、と言われたらできないと思いますけど、ただスペインクラスのビルドアップをできるチームがW杯にいくつあるかというところ。ある程度の相手には通用すると思います。嵌まっている感じもありましたし、前半なんかはなにもやらせてない感もあったので、個人的にはあれでやっていける」と手応えを掴んだようだ。

 さらに、懸念されている左足首の状態については、「普通に痛いですけど、明日次第です」としつつ、「起きてみてどうなるか。ここからリーグ戦も、次は結構大事な試合なので。そこも踏まえますけど、代表にいる間は代表のことだけを考えて、チームの助けになれなかったらやりませんけど、なれるならいい準備をしたいです」と強調。続けて「一番は大きなケガをしないことが重要。(相手が)レアル・マドリードであれ、アメリカであれ、どこであれ、万全な状態じゃないときに、無理するところと無理しないところを自分でここから見極めていきたいです」と述べている。

 アメリカ代表との一戦は、日本時間10日(水)8時37分にキックオフ予定。
NHK BSにて生中継、U-NEXTにてリアルタイム配信(無料)と見逃し配信(試合後72時間無料)がされる。
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