現地時間8日、日本代表はアメリカ代表戦の会場であるLower.com フィールドでトレーニングを実施。メキシコ代表戦から移動を伴う中2日でのゲームとなる中で、クラブ事情で離脱した堂安律(フランクフルト/ドイツ)以外の26名が調整した。
トレーニング後、藤田がメディア取材に応対。メキシコ代表戦では遠藤航(リヴァプール/イングランド)、鎌田大地(クリスタル・パレス/イングランド)がダブルボランチを務め、90分を通してプレスをかけてボールを奪いにいくスタイルを見せていた。アジアでの戦いと同様に、激しくプレスをかけることを目指す日本だが、「ファウルなしで止められるならそれがベスト。その辺りはうまくやりたい」と、しっかりと止めることが重要ながらもファウルは避けたいと語った。
一方で、メキシコ代表戦ではゴールが奪えずに引き分けた日本だったが、藤田は攻撃面でも違いを出したいと意気込み。「ボックス・トゥ・ボックスの動きだったり、ボックスの中に入っていく動きは点を取る上で大事になると思います」と語り、「タイミングを見ながら回数を増やしていきたいと思います」と、3列目から飛び出していく姿も積極的に見せたいとした。
森保一監督も中2日での試合で大幅な選手の入れ替えを口にしていた中、アメリカ代表戦でのアピールポイントについては「攻撃参加の回数を増やしていきたいですし、守備のところでもカウンターの芽を摘むところは自分のところでやりたいと思います」と攻守両面でしっかりと存在感を見せたいという藤田。守田英正(スポルティング/ポルトガル)や田中碧(リーズ/イングランド)といった常連組がいない中で、アピールできるか注目だ。
アメリカとの一戦は、9月10日(水)日本時間8時37分キックオフ。NHK BSで生中継、U-NEXTにてリアルタイム配信(無料)・見逃し配信される。