V・ファーレン長崎は9日、Kリーグ1(韓国1部リーグ)の光州FCでプレーしていたブラジル人FWガブリエル・チグロンが完全移籍で加入することを発表した。背番号は「45」を着けることとなる。


 ブラジル出身で現在23歳のガブリエル・チグロンは、ボタフォゴやポルトガル3部のカネラス2010でプレーしたのち、2024年にKリーグ1の光州FCへ加入。公式戦49試合に出場し11ゴールを記録すると、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でも3試合に出場し1ゴールを記録。横浜F・マリノス川崎フロンターレとも対戦し、横浜FM戦ではゴールとアシストを記録していた。

 J1昇格を目指す長崎に加入することとなったガブリエル・チグロンは、クラブ公式サイトを通じてコメントし意気込みを語った。

「V・ファーレン長崎の強化部の皆様、関係者の皆様、私を信頼してこのクラブに招き⼊れていただき、本当にありがとうございます。この機会を⼤変嬉しく思っています。チームの⽬標達成、特にタイトル獲得とJ1昇格に貢献するために来ました」

「ファン・サポーターの皆様には、ピッチ上での多⼤な努⼒、献⾝、そして闘志を期待していただければ幸いです。長崎という美しい町、魅⼒的な施設、この偉⼤なクラブのユニフォームを着れることを⼤変嬉しく思っています。チームのために精⼀杯頑張りますので、応援よろしくお願い致します」

 昇格候補の一角である長崎は、28試合を終えて昇格プレーオフ圏の3位に位置。6月に下平隆宏監督と契約を解除し、高木琢也監督が率いる中で後半戦は無敗を継続。10戦負けなし4連勝中と勢いが加速している中で、MFディエゴ・ピトゥカに続いての外国人補強となった。
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