現地時間9日(日本時間10日)、日本代表はアウェイの地・アメリカでFIFAワールドカップ26のホスト国でもあるアメリカ代表と対戦。
今回のアメリカ遠征では2試合を通じてゴールを奪えなかった日本。3バックの左で45分間プレーした長友は、前半相手のタックルで足首を痛めるシーンもあったが、「大丈夫です。軽い捻挫ぐらい」と、大事に至っていないと明かした。
東アジアE-1サッカー選手権の中国代表戦以来となる第2次森保ジャパンで2試合目の出場となった長友。自身のパフォーマンスについては「まず、失点に絡んでしまったので、あそこを寄せられないとワールドカップ本番でも難しくなりますし、全然まだまだだなと感じました」とコメント。前半のクロスからの失点シーンで、相手のマークを外してしまったところを悔やんだ。
試合全体についても「ワールドカップ優勝という目標を掲げている以上は、選手11人全員が変わりましたが、全員が同じレベルで戦わなければいけないと思います」と振り返った長友。「個々が上回っていかないとワールドカップ優勝はできないなと、改めて痛感させられました」と、アメリカの個の能力の高さにやられたとコメント。前半は3バック、後半は4バックを試したことについては「相手によって色々なシステムを試して、ワールドカップ優勝に向けてということなので、誰がどのポジションで出てもしっかりとパフォーマンスを発揮しないといけない」と言及。
ワールドカップのホスト国とのアウェイで2試合を戦った今回の遠征。ゴールがなく勝利もなかったが「メキシコ、アメリカとのアウェイ戦でしたが、ワールドカップではこのアウェイの雰囲気で勝っていかなければいけないので、メンタル的にももっとタフにならなければいけない」と振り返る長友。「アウェイの雰囲気に飲まれたらいけないので、もっともっと強くなる必要があります」と、タフさをつける必要もあるとした。
ここからはチームの強化と共に、メンバー入り争いも激化することが予想される。「チームがワールドカップ優勝を目標にしているので、個人もそのレベルに持っていかないと、正直話にならないと思います」と語る長友。「Jリーグに帰って、改めて自分自身を見つめ直して、厳しくやっていきたいと思います」と、自身5度目のワールドカップ出場に向けて、レベルアップしたいと語った。
日本代表は10月にパラグアイ代表、ブラジル代表と日本国内で対戦することが決定している。
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