ノッティンガム・フォレストの新指揮官に就任したアンジェ・ポステコグルー監督が、新天地での意気込みを語った。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 ノッティンガム・フォレストでは2023年12月からヌーノ・エスピリト・サント前監督が指揮官を務め、昨季はプレミアリーグを7位で終え、1995-96シーズン以来の欧州カップ戦出場権を手にした。今夏には指揮官との契約を2028年6月30日まで延長していたが、共同オーナーであるエヴァンジェロス・マリナキス氏との関係悪化が報じられると、今月8日に解任され、翌9日にポステコグルー監督の就任が発表されている。

 昨季限りでトッテナム・ホットスパーを退任したものの、再び今季もプレミアリーグで指揮を執ることになったポステコグルー監督。クラブ内でのインタビューに応じると、「私は勝つことが大好き。それが私のこれまでの歩みだ」と新天地での意気込みを語った。

「今の私にとって、重要なことは自分の考えを実行することだ。チームに攻撃を仕掛けさせ、ゴールを決めさせることが好きだというのは周知の事実だと思う。それによって私が特定のプレースタイルしかしていないと誤解されることもあるが、チームにそのようにプレーして欲しいのは私が勝利を愛しているからだ。それがここでやりたいことでもある」

「近年のクラブの実績を振り返ると、今の地位にいるのは素晴らしい偉業だ。昇格を果たした他のクラブはリーグに残留することに苦労したけど、短期間でヨーロッパの舞台に戻ることができた。それは関係者全員による大きな功績だ」

「クラブはさらなる高みを目指していると感じているし、私もまさにそれを望んでいる。だから、本当に楽しみな時期を迎えている。
光栄であると同時に、身の引き締まる思いでもある。しかし、何より重要なことはこのクラブが本来あるべき地位を確立できるよう、全力を尽くすということだ」

 ノッティンガム・フォレストは次戦、13日にアウェイでアーセナルとの対戦を予定している。
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