今夏チェルシーに加入した2選手がしばらく戦列を離れることになるようだ。

 現在20歳のU-21ポルトガル代表MFダリオ・エスーゴは、昨季ラス・パルマスにレンタル移籍していたなか、今夏にスポルティングから1850万ポンド(約37億円)の移籍金でチェルシーに完全移籍加入。
FIFAクラブワールドカップ2025では3試合に途中出場していたが、プレミアリーグではここまで3試合にベンチ入りしているものの、出場機会はなかった。

 そんなエスーゴはU-21ポルトガル代表に招集されていたが、トレーニング中に右大腿部の筋肉に違和感を感じたことがポルトガルサッカー連盟(FPF)から発表されていた。そうしたなか、チェルシーは9日に同選手が大腿部の手術を受けたことを発表。なお、離脱期間は明らかになっていない。

 また、同じく今夏にイプスウィッチから3000万ポンド(約60億円)の移籍金でチェルシーに加入した現在22歳のU-21イングランド代表FWリアム・デラップは、今季全3試合に出場していた中で8月30日に行われたプレミアリーグ第3節のフルアム戦で負傷。試合直後にエンツォ・マレスカ監督が6~8週間の離脱が予想されることを明かしていた。

 しかし、イギリスメディア『アスレティック』の報道によると、デラップは手術の必要はないものの、離脱期間は予想よりは長く、負傷時から約10週間が見込まれており、トレーニングの再開は11月になるという。このため、戦列復帰はクリスマス時期の過密日程前となることが報じられている。

 リーグ開幕3試合は2勝1分けで2位に位置しているチェルシーは次戦、13日にアウェイでブレントフォードとの対戦を予定している。
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