イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が熾烈なポジション争いについて言及した。10日イギリス『ガーディアン』が同指揮官のコメントを伝えている。


 イングランド代表が9月の代表ウィークで、FIFAワールドカップ26欧州予選の2試合を行った。6日にホームでアンドラ代表に2-0で勝利を収めると、9日にはセルビア代表に5-0で大勝した。

 今回の代表では、マンチェスター・シティのフィル・フォーデンが選外となったほか、ケガの影響でレアル・マドリードのジュード・ベリンガム、チェルシーのコール・パーマーらも招集されなかった。アンドラ戦では“10番”にエベレチ・エゼが起用され、セルビア戦ではモーガン・ロジャーズが出場を果たしている。

 イングランド代表の2列目に豪華なメンバーが揃うなか、トゥヘル監督はさらなる競争を煽っている。「私は常に勇敢であることは、皆さんもご存じであろう。我々はすでに勇気のある決断を下しているし、競争を継続させるために、フィールドプレイヤーは21名しか選ばなかった」と語った。

「ワールドカップ出場をめぐる競争はすでに始まっている。代表キャンプに参加しているのであれば、最高の振る舞い、最高のコンディションで全力を尽くすべきだ。キャンプに参加し、戦うことができるのは名誉なことだと思う。選手が成長し、貢献してくれるのであれば、それが私のやりがいとなる」

 セルビア代表戦で勝利したイングランド代表は勝ち点「15」に伸ばし、グループKの首位を独走。ワールドカップ出場に大きく近づいている。
そしてイングランド代表指揮官はセルビア代表戦の白星を大きく評価しており、「セルビア代表戦では、純粋なるチームワークが発揮された。選手は我々のためにプレーできるクオリティとハングリー精神を持ち合わせていた。誰もがチャンスをつかむことができたね」と話した。


【動画】イングランドがセルビアに大勝!



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