現在30歳のF・メンディは、3月12日に行われた2024-25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・セカンドレグで左太ももを負傷。その後、復帰したコパ・デル・レイ決勝のバルセロナ戦では右大腿四頭筋を痛め、最大2カ月半の離脱が見込まれていた。
この夏に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025での復帰が期待されていたが、実現せず。今シーズンもすでにリーグ戦3試合を終えたが、未だピッチに立つことができていない。『アス』によると「手術から4カ月経過したが、グループ練習に参加していない」と報道。さらに「いつ復帰するのかは、謎に包まれている」との見解も示されている。
クラブは今夏、ベンフィカからスペイン人DFアルバロ・カレーラスを完全移籍で獲得。さらにスペイン人DFフラン・ガルシアも控えており、左サイドバック(SB)には3選手が在籍する陣容となっている。そのため、F・メンディは今夏の売却候補とも噂されていた。
母国フランスのル・アーヴルでプロキャリアをスタートさせたF・メンディは2019年夏にリヨンからレアル・マドリードに完全移籍。負傷に悩まされながらも、これまで公式戦201試合に出場し、堅実な守備でチームを支えている。