ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL/イングランド女子1部リーグ)に所属するチェルシーは11日、なでしこジャパン(日本女子代表)FW浜野まいかとの契約延長を発表した。

 新たな契約期間は2029年まで。
契約延長に際し、浜野はクラブ公式サイトを通じて「素晴らしい選手やスタッフとともに働き、長いシーズンを通して同じ目標に向けて全力を尽くすことができたのは、本当に素晴らしいことだと思います。もちろん、ファンの皆さんも常に支えてくれています。チェルシーの一員であることがどれほど素晴らしいことかを学びました」とコメントしている。

 浜野は2004年5月9日生まれの現在21歳。セレッソ大阪堺レディース(現:セレッソ大阪ヤンマーレディース)の下部組織出身で2018年にトップチームデビューを飾り、INAC神戸レオネッサを経て2023年1月にチェルシーへ加入した。ハンマルビーへのレンタルを経験しつつ、イングランド屈指の強豪でここまで公式戦通算39試合に出場し9ゴールをマーク。昨シーズンのトレブル(国内3冠達成)に貢献したほか、今シーズンのWSL開幕節では決勝ゴールを叩き込んだ。

 また、2022年6月にデビューしたなでしこジャパンでは、国際Aマッチ通算22試合に出場し6ゴールをマーク。ニルス・ニールセン監督率いる現在のチームでも主力として活躍している。

 チェルシーの女子サッカー部門の責任者を務めるポール・グリーン氏は、浜野との契約延長について「まいかとの契約を延長することができて非常に嬉しく思っている。彼女はWSLに適応し、チームに強いエネルギーをもたらしてくれている。複数のポジションで起用され、実力と適応力を発揮している」とコメント。
続けて「彼女には成長の余地があり、今後数年間でその成長を見るのを楽しみにしている」とさらなる飛躍への期待を口にした。


【動画】浜野まいかがチェルシーとの契約を2029年まで延長!


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