ヌーノ・エスピリト・サント前監督が率いたノッティンガム・フォレストは昨シーズン、結果的に7位フィニッシュとなったが最終節までUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うほどの躍進を見せた。今夏には2028年6月までの契約延長に合意したが、その後、オーナーを務めるエヴァンジェロス・マリナキス氏との不和が噂され、9月8日解任が決定した。
後任としては昨シーズンまでトッテナム・ホットスパーを指揮したポステコグルー監督が就任。プレミアリーグでは17位と振るわなかったものの、UEFAヨーロッパリーグ優勝(EL)に導いている。
第3節が消化した時点で勝ち点「4」を獲得しているノッティンガム・フォレストは、今節13日にアーセナルと対戦する。ポステコグルー監督は11日に初めての記者会見に出席し、「次に監督をする機会がいつになるのかわからなかったが実現して興奮している」とコメント。「プレミアリーグに戻ってくること、歴史のあるクラブを率いることができてうれしい。このクラブはどんどん成長していくと確信している」と語っている。
また自身の戦術スタイルについては、「すでに3試合が経過しており、状況が異なるので徐々に進めていくことになる」と返答。「でも、最初の3試合を見れば、ヌーノ監督とは少し違う方向に行くのはわかると思う。話し方や指導方法も違うし、選手たちができるだけスムーズに移行できるようにしたい」と続け、試合を通して自身のスタイルを浸透させていく考えを示している。
ノッティンガム・フォレストでの目標については「トロフィーを勝ち取りたい。