2シーズン目を迎えたアモリム監督は、第1節アーセナル戦を落とすと、続くフルアム戦では引き分けに終わり、第3節バーンリー戦は後半アディショナルタイムのPKで何とか初勝利を手にしている。た、カラバオカップ2回戦では4部グリムズビーにまさかの敗戦を喫している。
そして今シーズンのリーグ戦ではトルコ代表GKバユンドゥルがゴールマウスを守っている一方、昨シーズン第1GKとして出場していたカメルーン代表GKアンドレ・オナナは負傷で出遅れたこともあり、カップ戦1試合のみの出場に留まっていた。そんななか、クラブは移籍市場で最終盤でロイヤル・アントワープからベルギー代表GKセンヌ・ラメンスを完全移籍で獲得。立場の危ぶまれたオナナは11日にトルコのトラブゾンスポルへのレンタル移籍が決定した。
今後はバユンドゥルとラメンスによるスタメン争いが予想されるなか、14日に行われる第4節マンチェスター・シティとのダービーマッチには、バユンドゥルが先発の座をつかむことになりそうだ。アモリム監督は「この試合は明らかにアルタイ(バユンドゥル)が先発する。これはアルタイへの信頼の表れだ」とコメントを残している。
またクラブを離れたオナナについては「彼はクラブだけでなく、アンドレ(オナナ)自身にも変化が必要だと理解していたと思う。パフォーマンスの問題ではなく、突発的な原因もあるが、いくつかの不運は彼にとっても我々にとっても辛かった」とコメント。続けて「GKを変える時期が来たと思うが、アンドレの幸運を祈っている」と新天地での活躍に期待を寄せた。