6月のFIFAクラブワールドカップ2025からチームを率いるX・アロンソ監督だが、ここまでの公式戦9試合ではエンバペ、ヴィニシウス、ロドリゴの同時起用はまだ行なっていない。3バックやヴィニシウスを最前線で起用する2トップなど試行錯誤が続く。これまで右ウイングでの起用が多かったロドリゴ自身が左サイドでの勝負を望んでいることもあり、最前線はエンバペ、左ウイングはヴィニシウスまたはロドリゴ、右ウイングにはアルゼンチン代表FWフランコ・マスタントゥオーノやモロッコ代表FWブライム・ディアスが起用されることが多い。
そんななか、X・アロンソ監督が前線の選手起用に言及。エンバペ、ヴィニシウス、ロドリゴの同時起用について問われると、「彼らはそれができる。これまで何度もやってきたことだ。可能性は排除していない。(就任後に)今までやってこなかったからといって、何の意味もない。たった3試合で結論を出すことはできない」と答えた。
柔軟な選手起用を好む指揮官は、「幸いなことに、チーム内には健全な競争があり、準備万端の仲間がいるため、選手たちは内部でプレッシャーを感じている。ふさわしい選手がプレーするだろう。私は一年中、繰り返し同じことを言うことになりそうだね」と、スタメン選考は実力主義に基づくことを改めて強調。