プレミアリーグ第4節が13日に行われ、アーセナルとノッティンガム・フォレストが対戦した。

 今夏移籍市場で大型補強を敢行したアーセナルは、開幕からリーグ戦連勝を達成。
迎えた前節は昨シーズンの王者リヴァプールと対戦したが、惜しくも敵地で0-1と敗戦を喫することとなった。対するノッティンガム・フォレストは9月の代表ウィーク中に指揮官の交代を決断。ヌーノ・エスピリト・サント前監督を解任し、昨シーズンまでトッテナムを率いたアンジェ・ポステコグルー監督を招へいした。

 アーセナルの本拠地『エミレーツ・スタジアム』で行われた一戦は、セットプレーからアーセナルが最初のチャンスを作りだすと、そのまま試合を支配。ノッティンガム・フォレストはミドルブロックを形成し、ショートカウンターを狙う展開で時間が経過していく。

 すると18分、キャプテンのマルティン・ウーデゴーアが肩を痛め、負傷交代。イーサン・ヌワネリが投入される。徐々にアーセナルが敵陣ペナルティエリアに侵入する回数が増えると、30分にはノニ・マドゥエケが右サイドを突破。深い位置からクロスを折り返すも、体を張ったムリージョがブロックする。

 アーセナルは、そのプレーでCKを得ると、ノッティンガム・フォレストの牙城を崩すことに成功。CKは跳ね返されたが、ボックス外にいたマルティン・スビメンディが右足一閃。強烈なミドルシュートを突き刺し、アーセナルが先制する。
対するノッティンガム・フォレストは前半アディショナルタイムにモーガン・ギブス・ホワイトがクリス・ウッドとのワンツーからホームチームのゴールに迫るも、得点には至らず、アーセナルの1点リードで試合を折り返す。

 後半に入ると、ヴィクトル・ギェケレシュが追加点を挙げる。リッカルド・カラフィオーリのロングフィードにエベレチ・エゼが抜け出し、DFラインとGKの間に鋭いクロス。そこにギェケレシュが走り込み、ネットを揺らした。2点差を追いかけるノッティンガム・フォレストは、ダン・エンドイェが右サイドを突破し、ウッドにクロス。ウッドの胸に当たったボールはバーに直撃し、得点とはならず。

 その後も、アーセナルはスビメンディを中心としてスムーズにボールを前に進め、主導権を握り続ける。すると、79分にスビメンディがこの試合2点目を記録。レアンドロ・トロサールの柔らかいクロスに頭で合わせ、試合を決定づけるゴールを決める。

 ノッティンガム・フォレストはこの夏に加入したジェームズ・マカティーらを投入するが、アーセナルの守備を割ることはできずにこのまま試合終了。アーセナルが3-0が勝利を収めた。

 アーセナルは次戦、9月16日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でアスレティック・ビルバオと対戦。
週末の21日にはリーグ第5節マンチェスター・シティ戦を控えている。一方、ノッティンガム・フォレストは17日にカラバオカップ3回戦スウォンジーと対戦した後、20日にバーンリーとのアウェイ戦を行う。

【スコア】
アーセナル 3-0 ノッティンガム・フォレスト

【得点者】
1-0 32分 マルティン・スビメンディ(アーセナル)
2-0 46分 ヴィクトル・ギェケレシュ(アーセナル)
3-0 79分 マルティン・スビメンディ(アーセナル)


【動画】スビメンディの強烈ミドル!



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