日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスは、昨シーズンのリーグ王者リヴァプールとの対戦となったFAコミュニティシールドをPK戦の末に制覇。
クリスタル・パレスは今節、チャンピオンシップから昇格を果たし、ここまで勝ち点「6」を獲得しているサンダーランドとの対戦に。代表帰りの鎌田はシャドーで新加入のスペイン代表FWジェレミ・ピノとコンビを組み先発出場を果たした。
試合はアウェイのサンダーランドペースで試合が進むも、20分にピノがシュートを放つと、徐々にクリスタル・パレスがボールを保持する展開に。しかし、サンダーランドDFを前に効果的に前進することはできず、一進一退の攻防が続いていく。
すると36分、クリスタル・パレスにビッグチャンス。ウィル・ヒューズのパスを受けた鎌田が、ダイレクトでピノにスルーパス。GKと1対1の局面を迎えたピノだったが、シュートを決めることはできない。後半の立ち上がりにもピノにチャンス。左サイドを駆け上がったタイリック・ミッチェルがクロス。こぼれ球にいち早くピノが反応し、シュートを放つもブロックに阻まれる。
72分にはペナルティエリアの外から鎌田が強烈なシュート。
天候が急転し、雨が降りしきるなか、クリスタル・パレスは攻勢に。88分には再び鎌田のミドルシュートが枠捉えるも、GKレフスがセーブ。その後も、積極的にゴールを目指すがゴールをこじ開けることはできず、このまま試合終了。0-0のスコアレスドローに終わった。
クリスタル・パレスは次戦、16日にカラバオカップ3回戦でミルウォールと対戦した後、20日にリーグ第5節ウェストハムとの一戦を控える。一方のサンダーランドは21日に敵地でアストン・ヴィラと対戦する。