プレミアリーグ第4節が13日に行われ、ボーンマスとブライトンが対戦した。

 ボーンマスは開幕節のリヴァプール戦にこそ敗れたものの、その後はウルブス戦、トッテナム戦と連勝し、好調を維持している。
対するブライトンも第3節のマンチェスター・シティ戦で逆転勝利を収めており、欧州カップ戦の出場権確保へ連勝といきたい。日本代表から戻ってきたばかりの三笘薫は、この一戦にも先発出場した。

 試合開始からすぐの3分、ブライトンにアクシデントが発生。ジャック・ヒンシェルウッドがタックルをかわして着地した際に足首を負傷し、ヤシン・アヤリと交代した。

 そして、先に得点を奪ったのはボーンマス。18分、アントワーヌ・セメニョが敵陣ボックス内でボールを収めると、走り込んできたアレックス・スコットにパス。最後はスコットが左足で強烈なシュートをゴール右に突き刺した。

 1点を追うブライトンだが、またしてもアクシデントが発生してしまう。24分、マキシム・デ・カイペルが自陣の右コーナーフラッグ付近のフェンスに激突。そのままピッチから退き、フェルディ・カディオグルが代わって出場した。前半はボーンマスの1点リードで終える。

 後半最初の得点は、ブライトンが奪った。
48分、ヤンクバ・ミンテが右サイドからクロスを上げると、ゴールファーポストに詰めていた三笘がヘディングで叩き込み、今季初得点を記録。ブライトンが試合を振り出しに戻してみせた。

 しかし61分、エヴァニウソンがボックス内でヤン・ポール・ファン・ヘッケに倒され、ボーンマスがPKを獲得。これをセメニョがゴール右にしっかりと沈め、ボーンマスが再びリードを奪った。

 1点のビハインドを背負うブライトンは、三笘のゴール以降は目立った決定機を作ることができない。結局、ブライトンは得点を奪えずに1-2で敗北。勝利したボーンマスはこれでリーグ戦3連勝となった。

 次節、ボーンマスは21日にアウェイでニューカッスルと、ブライトンは20日にホームでトッテナムとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ボーンマス 2-1 ブライトン

【得点者】
1-0 18分 アレックス・スコット(ボーンマス)
1-1 48分 三笘薫(ブライトン)
2-1 61分 アントワーヌ・セメニョ(ボーンマス)


【動画】三笘薫がヘディングで今季初ゴール!


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