プレミアリーグ第4節が14日に行われ、バーンリーとリヴァプールが対戦した。

 昨シーズンのプレミアリーグ王者リヴァプールは、今夏の移籍市場で多額の資金を費やし、MFフロリアン・ヴィルツや、FWウーゴ・エキティケ、FWアレクサンデル・イサクらを補強。
リーグ戦でも唯一の開幕3連勝を飾り、好スタート切った。今節は昇格組のバーンリーと対戦。敵地『ターフムーア』に乗り込む。

 日本代表MF遠藤航がベンチスタートとなった一戦で、リヴァプールが序盤からバーンリーを押し込む展開に。対するバーンリーはロングボールを駆使しつつ、鋭いカウンターからチャンスをうかがう。

 バーンリーが形成する5枚のDFラインと、4人のMFの攻略に苦戦するリヴァプール。38分にはイエローカード1枚受けていたミロシュ・ケルケズに代え、アンドリュー・ロバートソンを投入する。すると、ロバートソンは敵陣ペナルティエリア付近でDFを交わしシュート。この試合初の枠内シュートを記録する。

 後半に入っても押し込み続けるリヴァプールは、CKの流れからライアン・フラーフェンベルフ、クロスに飛び込んだコナー・ブラッドリーがヘディングシュートを放つなど積極的に仕掛けていく。徐々にヴィルツがライン間で存在感を示し出すと、58分にドミニク・ソボスライが強烈なミドルシュート。しかし、これはGKマルティン・ドゥブラフカが弾き出す。

 
 リヴァプールはペナルティエリアに侵入する回数を増やしているものの、バーンリーは集中力を保ち抵抗。流れを変えるべくリヴァプールはフェデリコ・キエーザをピッチに送り出す。すると迎えた84分、バーンリーにアクシデント。レスリー・ウゴチュクが2枚目のイエローカードを受け退場に。リヴァプールは好位置でのFKを得るも。ソボスライのシュートはバーを越えてしまう。

 その後も、ジェレミー・フリンポン、リオ・ングモハと交代カードを切っていくと、後半アディショナルタイムにフリンポンがハンニバル・メイブリのハンドを誘いPKを獲得。これをモハメド・サラーが決め切り、ようやくリードを奪う。このまま試合は終了し、アウェイのリヴァプールが勝利した。

 次戦、バーンリーは20日にノッティンガム・フォレストと対戦。リヴァプールは17日にUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第1節アトレティコ・マドリードとの一戦の後、20日にエヴァートンとの“マージーサイド・ダービー”を控えている。

【スコア】
バーンリー 0-1 リヴァプール

【得点者】
0-1 90分+5分 モハメド・サラー(PK/リヴァプール)
編集部おすすめ