今夏にマッシミリアーノ・アッレグリ監督を呼び戻し、12シーズンぶりに同監督体制下での戦いをスタートさせたミラン。
試合は序盤の11分、ピッチ中央付近でルカ・モドリッチが相手のパスをインターセプトしたところから、ミランがショートカウンターへ転じる。ルベン・ロフタス・チークからボールを引き取ったサンティアゴ・ヒメネスが、相手に囲まれながらも強引に左足を振ったが、シュートはGKウカシュ・スコルプスキに阻まれる。
直後の14分にはボローニャがネットを揺らす。左サイド高い位置で相手のスローインを奪ったところから、ペナルティエリア手前で前を向いたリッカルド・オルソリーニが左足を振り抜く。相手に当たったセカンドボールをニコロ・カンビアーギが押し込んだが、ここはオフサイドのため、得点は認められない。
以降は両者決め手を欠き、スコアレスで前半終盤に向かったものの、45分にはミランがゴールに迫る。モドリッチの蹴った左コーナーキックを、ニアへ飛び込んだロフタス・チークが頭で逸らし、最後はファーサイドにヒメネスが飛び込んだものの、右ポストに嫌われる。前半は0-0で終了した。
後半に入ると、ミランにアクシデントが発生。
1点を追いかけるボローニャは、フェデリコ・ベルナルデスキを筆頭に次々と交代カードを切っていくが、次のチャンスもミランに生まれる。68分、ペナルティエリア手前左寄りの位置で前を向いたサムエレ・リッチがミドルシュートを放つと、シュートは右ポストに直撃。さらに83分には、クリスティアン・プリシッチからのスルーパスで背後を取ったヒメネスが、GKをかわして左足で狙ったが、またもポストが立ちはだかった。
終盤に入った85分には、ヒメネスを下げて、ラビオと同じく移籍市場最終盤のミラン加入となったクリストファー・エンクンクを投入。すると直後のプレーでは、リッチの浮き球スルーパスにエンクンクが抜け出し、ファウルを受けてPKを獲得。ただし、OFR(オンフィールドレビュー)を経てPKは取り消しに。執拗に抗議したアッレグリ監督には退席が命じられた。
試合はこのままタイムアップ。自ら作り、そして仕上げたモドリッチの加入後初ゴールが勝敗を分け、ミランが今季初の2連勝を飾った。
次節は20日に行われ、ミランは敵地でウディネーゼと、ボローニャはホームでジェノアと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ミラン 1-0 ボローニャ
【得点者】
1-0 61分 ルカ・モドリッチ(ミラン)
【動画】自ら作り、仕上げたモドリッチ

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