マンチェスター・シティは14日、プレミアリーグ第4節でマンチェスター・ユナイテッドを3-0で下した。試合後、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、同試合で2得点を記録したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを称賛した。


 今シーズン最初のマンチェスター・ダービーは18分に動き、ドリブルで中央を破ったベルギー代表FWジェレミー・ドクの折り返しを、イングランド代表MFフィル・フォーデンが頭で沈め、マンチェスター・シティが先手を取る。1点をリードして後半へ折り返すと、53分にはドクからのスルーパスでボックス左のスペースに侵入したハーランドが、ループシュートで追加点。さらに68分、カウンターで局面をひっくり返し、ハーランドが2点目をゲット。終わってみれば3-0で、マンチェスター・シティが開幕節以来の白星を手にした。

 試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』を通して、グアルディオラ監督は2得点を奪ったハーランドに言及。「今日の試合を通して、アーリングは本当に相手の脅威となっていた」と語り、2得点で勝利の立役者となったストライカーを褒め称えた。

 なお、ハーランドは今季もプレミアリーグ開幕から得点を量産しており、ここまで行われた4試合で5ゴールをマーク。だが、この数字は、マンチェスター・シティで過ごした過去3シーズンと比較すると、最も少ない数字となっている。昨季は9ゴール、一昨シーズンは6ゴール、そしてマンチェスター・シティがプレミアリーグ、FAカップ、チャンピオンズリーグの“トレブル”を達成した2022-23シーズンも6ゴールを挙げていた。

 それでも、グアルディオラ監督はマンチェスター・シティの“黄金期”よりもハーランドが進化していると主張。次のような言葉で、今後に期待を寄せている。

「今シーズンはこれまで以上に素晴らしい。
トレブルを達成したシーズンよりも上だと断言できる。非常にダイナミックなプレーを繰り返しているんだ。彼にはこれからも得点を奪い続け、チームを支える存在であってほしいね」


【ハイライト動画】ハーランド2発でシティがマンチェスター・ダービーを制す



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