マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが、マンチェスター・シティ戦を振り返った。

 プレミアリーグ第4節が14日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でマンチェスター・シティと対戦。
今季初の“マンチェスター・ダービー”は、18分にフィル・フォーデンに先制点を許すと、53分と68分にはアーリング・ハーランドに追加点を奪われ、0-3で敗れた。

 この結果、今シーズンの開幕からプレミアリーグでは1勝1分け2敗の勝ち点「4」スタートとなったマンチェスター・ユナイテッド。データサイト『OPTA』によると、開幕4試合で勝ち点わずか「4」というのは、サー・アレックス・ファーガソン監督が率いた1992-93シーズン(同じく勝ち点4)以来、最悪のスタートになっているという。

 これを受け、昨シーズン途中に就任して以降、振るわない成績が続いているルベン・アモリム監督への批判の声も大きくなっているなか、この試合にフル出場したB・フェルナンデスは試合後、イギリスメディア『スカイスポーツ』で「(ポジティブな点を見つけるのは)難しくはない」と語りながら、次のように振り返った。

「うまくいった点を見なければならない。でも、試合に勝ちたければ、それだけでは十分ではない。今日やったことは結果を出すには不十分だった。それがこの試合から学ぶことだ。もちろん、改善すべき点を見極めて、次の試合に繋げていきたい」

「得点を重ね、失点を許さないようにする必要がある。チャンスは何度も作ったが、望んだように得点することはできなかった。もっとコントロールする必要もあると思う。3失点は防げたはずだった」

 また、アモリム監督体制で正しい方向に進んでいると思うかと聞かれたB・フェルナンデスは「結果は非常に悪く、非常に残念なことだけど、この試合は2つの見方ができると思う」と良い点もあったことを強調した。


「ボールを持っている時はとても積極的で、勇敢で、前線にボールを運ぶことができていた。チャンスを作った時はもっとクリーンなプレーができていたと思う。僕たちが求めていたものはシティが得た勝ち点3だった。シティがああいった形でゴールを奪ったことは賢明だった。彼らは素晴らしいチームと選手たちがいるからね」

 リーグ15位に終わった昨シーズンに続いて、不穏な雰囲気が漂い始めているマンチェスター・ユナイテッド。次戦は20日にホームでチェルシーと対戦するが、果たして白星を飾ることはできるのだろうか。


【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッド

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