ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する吉田麻也と山根視来がメジャーリーグ・サッカー(MLS)史上初の快挙を成し遂げた。

 MLSウェスタン・カンファレンス第32節が現地時間13日に行われ、ロサンゼルス・ギャラクシーは敵地でシアトル・サウンダーズと対戦した。
41分までに2点を先行される苦しい展開となるも、44分に吉田が左からのクロスに頭で合わせて1点差に詰め寄る。87分には敵陣ゴール前に走り込んだ山根が味方のシュートのこぼれ球を押し込み、待望のMLS初ゴールをマーク。先発出場した日本人選手2名の活躍でロサンゼルス・ギャラクシーは勝ち点「1」を獲得した。

 ロサンゼルス・ギャラクシーのクラブ公式X(@LAGalaxy)によると、MLSの試合において同じチームに所属する2人の日本人選手が揃ってゴールを決めたのは史上初だという。この投稿には吉田も反応しており、引用する形で「あと5回くらいやりたいです」と意欲を示している。

 昨シーズンのMLSカップを制覇したロサンゼルス・ギャラクシーだが、今シーズンは極度の不振に陥っている。MLSでは開幕から16試合未勝利が続き、29試合を消化した現時点で勝ち点「21」のウェスタン・カンファレンス最下位に低迷。そんな中、キャプテンの吉田はセンターバック(CB)の主軸として公式戦28試合に、山根は右サイドバック(SB)やウイングバック(WB)を主戦場に公式戦33試合に出場している。

 なお、シアトル・サウンダーズ戦の引き分けにより、ロサンゼルス・ギャラクシーは直近のリーグ戦で3試合無敗となっている。


【ゴール動画】吉田麻也と山根視来が揃ってネットを揺らす!




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