昨シーズンのプレミアリーグを過去最低の15位で終えたマンチェスター・ユナイテッド。アモリム体制2年目での飛躍に向けて、今夏の移籍市場ではブラジル代表FWマテウス・クーニャ、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコを獲得し、前線の強化に成功した。
しかし、思うように成績は上向いておらず、現地時間14日に行われたマンチェスター・シティとの“マンチェスター・ダービー”では0-3と完敗。プレミアリーグでは1勝1分2敗の14位に留まっており、カラバオカップ2回戦ではEFLリーグ2(イングランド4部リーグ)に所属するグリムズビーにPK戦の末に敗れた。データサイト『Opta』によると、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ開幕後の4試合で「4」ポイントしか獲得できなかったのは1992-93シーズン以来33年ぶりだという。
昨年11月の就任以降プレミアリーグで31試合を指揮し、わずか8勝しか挙げることができていないアモリム監督だが解任される可能性は低い模様。報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは長期的な計画を立てており、クラブ内で直近の結果に対する不満は高まっているものの、現時点で成績不振に伴う指揮官交代は計画していないという。
一方、現地時間21日に控えるチェルシーとのプレミアリーグ第5節でより良いパフォーマンスを見せなければ、解任を求める声はますます高まるだろうと『スカイスポーツ』は指摘している。アモリム監督率いるマンチェスター・ユナイテッドはここまで2勝2分という成績を収めているチェルシー相手に結果を残すことはできるだろうか。
なお、アモリム監督はマンチェスター・シティ戦後に「私は自分の哲学を変えるつもりはない。これまで自分のスタイルでやってきたし、これからも自分のやり方でやっていく」と強調している。
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