サンフレッチェ広島ユースで育ち、2006年に広島でプロキャリアをスタートさせた柏木氏は、2008年に10番を託されることに。
浦和ではJ1のステージ優勝や、YBCルヴァンカップ、天皇杯、AFCチャンピオンズリーグで優勝を経験。しかし、コロナ禍の2021年には度重なる規律違反により、厳重注意と罰金、トレーニングへの参加禁止処分を受けるなどし退団。岐阜に完全移籍すると、2023シーズンをもって現役を引退していた。
また、日本代表としても11試合に出場し、2011年のアジアカップ優勝メンバーの1人。岡田武監督、アルベルト・ザッケローニ監督、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下でもプレーしていた。
引退試合は『柏木陽介引退試合「仲間に感謝、岐阜から未来を」』として、12月21日(日) の14時から岐阜メモリアルセンター 長良川競技場で開催。対戦相手や出場メンバーなどは現時点では発表されていないが、柏木氏は岐阜の公式サイトを通じてコメントしている。
「12月21日に引退試合を開催させていただくことになりました。FC岐阜をはじめ、多くの方々にご協力いただき、こうして実現できることを心から感謝しています。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜と、J1からJ3まで全てのカテゴリーを経験し、僕のサッカー人生は、たくさんの人の愛で、溢れていました。
「スタジアムに来てくださる皆さんが笑顔になれるよう、しっかり準備を進めています。みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。一緒に岐阜を盛り上げましょう」