現地時間17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節でリヴァプールはアトレティコ・マドリードと対戦。
しかし、前半終了間際にマルコス・ジョレンテに1点を返されると、後半には度々訪れた追加点のチャンスを決め切ることができず。81分には再びM・ジョレンテにネットを揺らされ、土壇場で試合は振り出しに戻った。
それでも、リヴァプールはここから真骨頂を発揮する。90+2分、右CKを獲得すると、ドミニク・ソボスライの絶妙なクロスに飛び込んだのは主将フィルジル・ファン・ダイク。強烈なヘディングシュートが“名手”ヤン・オブラクの守るゴールに突き刺さり、赤に染まった本拠地『アンフィールド』は歓喜に揺れた。試合は3-2で終了し、リヴァプールは7シーズンぶりの優勝を目指すCLで白星発進に成功している。
プレミアリーグを含めて公式戦5連勝となったリヴァプールだが、際立っているのが終盤の強さだ。なんと5試合連続で80分以降に決勝ゴールを記録。プレミアリーグ開幕節では2-2で迎えた88分に途中出場のフェデリコ・キエーザのゴールで勝ち越し、第2節では17歳のリオ・ングモハが90+10分に値千金の決勝弾。アーセナルとの大一番となった第3節では83分にソボスライが圧巻の直接FKを叩き込み、直近の第4節も90+5分のサラーのPKによってバーンリーを下している。
プレミアリーグ連覇と欧州制覇に向けてまずまずのシーズン序盤戦を過ごしているリヴァプール。
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