元ブラジル代表FWのロナウド氏が、サントスに所属するブラジル代表FWネイマールへの期待を語った。18日、大手メディア『ESPN』が伝えている。


 ブラジル代表は、FIFAワールドカップ26南米予選を5位で終えた。本大会出場権は確保したものの、同代表にとって最も低い順位で南米予選を終えた。一方で、同代表歴代最多の79得点を記録してきた現在33歳のネイマールは、2023年10月に左ヒザの前十字じん帯と半月板を損傷するという大ケガを負って以来、代表ではプレーしていない。

 2度のワールドカップ優勝を経験したロナウド氏は、2002年大会以来のワールドカップ優勝を狙うブラジルについて「今いる選手たちを揃えればどんなことも達成できる」としたうえで、「ワールドカップではネイマールがカギになるだろうし、そう信じている。誰もが100パーセントのネイマールを望んでいるし、(カルロ・)アンチェロッティ監督も、彼自身もそう思っている。彼の心には、ワールドカップに出場して、代表チームに貢献したいという強い思いが宿っている」と、ネイマールが優勝に向けて重要な存在になると語った。

 そして、ロナウド氏は、状態が不安視されているネイマールについて「100パーセントの状態であることを願っている。彼は大ケガから復帰したばかりで、再適応や試合でのリズム感を取り戻そうとするのは自然なことだ」とコメント。「ネイマールは、ワールドカップへ100パーセントの状態に持っていくために、何をすべきかわかっているはずだ」と、ネイマールに対する信頼を口にした。

 また、ロナウド氏は、ブラジルを率いるアンチェロッティ監督に対する期待も次のように語った。

「アンチェロッティは素晴らしい人物であり、チームに調和とモチベーションをもたらしてくれる。戦術面でも優れており、サッカー界の勝者だ。
アンチェロッティとブラジルには、成功のために必要なすべてがそろっている」


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