ナポリを率いるアントニオ・コンテ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。18日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節が行われ、ナポリは敵地でマンチェスター・シティと対戦した。試合は21分にジョヴァンニ・ディ・ロレンツォが決定的な得点機会の阻止により一発退場。数的不利となったナポリは押し込まれる時間が続き、56分にアーリング・ハーランドから先制点を奪われてしまう。さらに65分、ジェレミー・ドクから追加点を被弾。結局、そのまま試合は2-0で終了し、ナポリのCL初戦は黒星となった。

 マンチェスター・シティ戦を振り返ったコンテ監督は、「みんな苦い思いをしている。非常に残念だ」とコメント。「このゲームに向けた準備は最初の20分のようにプレーすることだったが、退場で試合は壊れてしまった。判定が正しかったかどうかは見ていないので言えないが、マンチェスター・シティと11対11で戦うだけでも十分に難しいのに、10人では不可能だ」とディ・ロレンツォの退場が与えた影響を強調している。

 また、レッドカードの提示により戦術面での変更を余儀なくされたコンテ監督は、この試合が『エティハド・スタジアム』“凱旋マッチ”であったベルギー代表MFケヴィン・デ・ブライネを26分に交代させた。この判断については、「デ・ブライネを下げたのは唯一の選択肢だった体。彼のクオリティを失ったこと、そして彼が古巣のスタジアムでプレーする機会を奪ってしまったことを申し訳なく思う。
でもあの状況では仕方なかった」と胸の内を明かした。

 一方で、「選手たちの献身性には満足している」とも説明。「ヨーロッパでの歩みについてポジティブな感触を持っている」と今後に向けた手応えも口にしている。

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