マンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFフィル・フォーデンが、チャンピオンズリーグ(CL)初戦を振り返った。18日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 CLリーグフェーズ第1節が現地時間18日に行われ、マンチェスター・シティは本拠地『エティハド・スタジアム』にナポリを迎えた。18分に相手DFラインの背後を取ったアーリング・ハーランドが相手DFの一発退場を誘発すると、56分にそのハーランドがフォーデンの意表を突く浮き玉パスを頭で押し込み先制点をマーク。65分にはジェレミー・ドクが見事なドリブル突破から追加点を奪い、2-0の勝利を収めた。

 中盤の一角としてフル出場したフォーデンはハーランドへの絶妙なアシストを含め、90分間を通じて合計8回のチャンスを創出。データサイト『Opta』や『Squawka』によると、これはフォーデンのマンチェスター・シティでのキャリアにおける自己最高記録であり、同クラブ所属選手がCLの1試合で残した数字としては2020年のケヴィン・デ・ブライネ(現:ナポリ)に次ぐ好記録だという。

 かつて共闘したデ・ブライネの前で輝きを放ち、UEFAのプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたフォーデンは、対戦相手のナポリについて「崩すのが本当難しいチームだった。深い位置をキープし、スペースをほとんど与えないのか。彼らの守備の組み立て方を目の当たりにしたよ」と言及しつつ、次のように言葉を続けた。

「重要なのは適切なタイミングでボールを出し、ラインを突破することだ。僕たちはかなりクレバーだったと思うし、全体的に堅実なパフォーマンスだった。前半は少しだけフラストレーションが溜まったよ。相手が中盤をしっかりと守っていて、ライン間でボールに触れる機会が少なかった。
でも、後半に入って試合の少しオープンになった時、ボールを回せるチャンスがあると分かっていた」

 また、阿吽の呼吸で生まれたハーランドのゴールシーンについては「トレーニングしてきたことだ。アーリングは常にあのスペースに走り込む。ボールに触れる前から分かっているので、あとは連携を取り、それを繰り返していくだけだ。彼がもっとゴールを決め、僕がそれをアシストしたいと思っているよ」と振り返っている。


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