敵地『アンフィールド』に乗り込んだアトレティコは、1-2と1点ビハインドの状態で前半を折り返す。81分にはスペイン代表MFマルコス・ジョレンテのこの試合2ゴール目で同点に追いついたが、90+2分にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクに決勝弾を許すと2-3で敗れた。決勝点直後には、シメオネ監督を含むアトレティコのスタッフがリヴァプールファンと口論。シメオネ監督が退席処分となり、後味の悪さが残る試合となっている。
『アスレティック』によると、アトレティコ側は試合中に起こったすべての事象を調査する模様。試合後、シメオネ監督が「試合中ずっと侮辱されていた」と告白したことや、SNS上に公開されている複数の諍いについて精査する構えだ。また、リヴァプール側は今回の件が欧州サッカー連盟(UEFA)の管轄事象であることを踏まえ、UEFAの今後の措置を決定するための必要情報を余すことなく共有する姿勢を取っている。
なお、UEFAは懲戒委員会が審判員からの報告書を受け取り次第、措置の決定を判断することになる。