昨シーズンのプレミアリーグ王者であるリヴァプールは、今夏の移籍市場でレヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ボーンマスからハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズを獲得。さらに前線にはフランクフルトからエキティケを迎え入れ、英国市場最高額の移籍金でニューカッスルからイサクを補強し、プレミアリーグ連覇とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に向けて、陣容を整えた。
今シーズンは、FAコミュニティ・シールドでクリスタル・パレスにPK戦で敗れたものの、その後の公式戦は5連勝を達成。終盤の勝負強さを発揮し、17日に行われたCLリーグフェーズ第1節アトレティコ・マドリード戦でも後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで勝利を収めた。
そしてそのアトレティコ・マドリード戦では、イサクがリヴァプールデビュー。先発に名を連ね、エキティケと交代する58分までプレーした。一方、エキティケはコミュニティ・シールドから4試合連続でスタメン出場し、3ゴール1アシストを記録。新加入ながら早くも存在感を放っている。
イサクの合流によって前線の競争が激化するなか、スロット監督は両選手の同時起用について次のように語った。
「それ(イサクとエキティケの同時起用)は検討しているが、様々な要素も考慮しなければならない。2人が最高の状態であれば、それも考慮するが我々のフォーメーションは『4-3-3』であることは明らかだ。そして、試合終盤に2人の“9番”を起用することもあるし、ウーゴは左サイドでもプレーできる」
「我々に複数の選択肢があることは良いことだ。
【動画】リヴァプールがA・マドリードに勝利!