2025明治安田J1リーグ第30節が20日に行われ、京都サンガF.C.清水エスパルスが対戦した。

 首位の京都は得点源のラファエル・エリアスを累積警告で欠いての一戦。
先に絶好機を迎えたのはアウェイの清水だった。11分、髙橋利樹がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。髙橋が自らペナルティエスポットに立つと、思い切り右足を振り抜いたが、中央を狙ったシュートはクロスバーに嫌われ、3試合連続ゴールとはならなかった。

 スコアレスで折り返すと、後半もこう着状態が続く。試合の均衡が破れたのは75分、清水がついに京都をこじ開ける。流れるようなパスワークで京都を崩すと、右サイドの深い位置から高木践が丁寧に折り返し、矢島慎也がペナルティエリア中央で合わせてゴールへ流し込んだ。

 その後は京都が攻勢を強めたが、清水の集中した守りを攻略できず。京都は11試合ぶり黒星、清水は2連勝となった。鹿島アントラーズが勝利したことで、京都は首位の座から陥落した。

 次節は23日に行われ、京都はホームでFC町田ゼルビアと、清水はホームで浦和レッズと対戦する。

【スコア】
京都サンガF.C. 0-1 清水エスパルス

【得点者】
0-1 75分 矢島慎也(清水)


【ゴール動画】京都vs清水

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